11月22日、小山商工会議所で行われた過労死等防止対策推進シンポジウム(主催:厚生労働省、後援:栃木県、栃木県弁護士会)に出席しました。
栃木労働局の報告、企業の取り組み、医師の基調講演のほか、過労死を考える遺族の会の方の体験談、現在の労災認定に関する発言がありました。遺族の方の発言は、被災労働者や遺族の方が社会で置かれた立場を述べるとともに、労災申請のハードルが高いこと、認定のハードルも高いことにも言及するものでした。
弁護士登録以降、労働問題に関わってきた者からしても、改めて、置かれた立場の厳しさを感じさせるものでした。