学習会「非正規労働者の賃金格差をめぐる課題」に参加しました

学習会「非正規労働者の賃金格差をめぐる課題」

〔 服部有弁護士の活動 〕

8月29日、原告代理人を務めている同一労働同一賃金に関する案件の報告会と合わせて行われた学習会「非正規労働者の賃金格差をめぐる課題」に参加しました。

講師は、日本労働弁護団の事務局をしている竹村和也弁護士が務めました。

非正規労働者の賃金格差の現状、均等均等待遇の法制度の概要、パート有期法の解説がされました。2023年7月20日に最高裁で判決が言い渡された名古屋自動車学校事件では、本件の基本給の性質・目的を具体的に確定した上で、それらを踏まえて基本給の相違の不合理性を検討すべきであるとし、厚労省のガイドラインに近い判断をしています。

労契法20条がパート有期法8条、9条に移行され、パート有期法下での判決も注目しています。

関連記事

  1. 日本労働弁護団 常任幹事会に出席しました
  2. 日本弁護士連合会主催の「テレワークという働き方に関するシンポジウ…
  3. 日本労働弁護団 常任幹事会 に出席しました
  4. 竹信三恵子先生の講演会 竹信三恵子先生の講演に参加しました
  5. 7月14日の労働組合での講義「2012年改正労働契約法~主に改正…
  6. 裁判情報 担当した案件が労働判例に掲載されました
  7. 記者会見 6月6日、群馬県庁にて労災認定に関する記者会見を行いました
  8. 労働者側の主任代理人として取り組んだ労働事件の特集がされています…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP